アスリートコラム「挫折Ⅱ」Vol.4 〜近江選手・佐藤選手・寺西選手〜

最終更新: 7月25日


アスリートコラム第4弾。

今回は前回の挫折の続き。挫折の経験がどのように生かされているのでしょうか?

そして、アスリートとして、それぞれがどのような価値を届けていきたいのかについて

熱く語っています!!



寺西「佐藤さんの挫折の話は、いろんなメディアで取り上げられている時にも耳にするから、その挫折が今の自分にどう活きているか気になる!」

佐藤「NFL挑戦を始めた理由の一つに甲子園ボウルでの悔しさというのもあって。

今、近江と僕が所属しているXリーグはレベルも高いし、やっていて楽しいけど、練習は土日の二日しかなくて人生の一番の重きが仕事になってしまうんだよね。その中でアメフトをやっていて、いつかこの悔しい気持ちを自分の中で晴らせるのかな?と思った時にNFL挑戦して、NFLに入るということこそが自分の悔しい気持ちを晴らせる場所になるんじゃないのかなと思ったんだよね。

 挑戦に関してはこの悔しい気持ちが大きなバネになってくれているし、応援してくれている人の中でも甲子園ボウルを見てくれて自分のことを知ってくれている人も多い。だからこそ背中を押してくれる人もたくさんいて。大学3,4年生はキックは絶対決まるっていう自信があったんだけど、甲子園のあとの社会人一年目とかはボコボコで…成功率とかすごい低くて、どうやって蹴ればまっすぐ行くんだっけ?とか思うようになっちゃって。



 でも、NFL挑戦を始めてNFLでやっているキッカーと一緒に練習したり、NFLの選手だったコーチとかに指導してもらったりして上手くなってからやっとメンタルが元に戻ってきてた。それに加えて技術力が高くなった分、ここ2年ぐらいはすごくいいメンタリズムで蹴れていて、去年はシーズン中フィールドゴール1本しか外していない。3年連続Xリーグでフィールドゴールのランキングが1位になることができた。挫折を一回味わって乗り越えられたからこそ、今また自信をもってフィールドに立つことができているんだよね。」


寺西「結構、上がって下がってって感じだったんだね…!」

佐藤「かなりね…!本当にメンタル大事なんだなって思ったね。あの経験があったからこそ、今NFL挑戦してるっていうのは結構あると思う。」

寺西「近江くんは挫折を挫折に感じないんだよね?」

近江「そうですね~笑」


寺西「近江くんのそのメンタルでいるために大切にしていることとかあるの?」

近江「基本的にポジティブマインドでいるので、失敗を失敗と感じずに、失敗を楽しんでいるタイプなんですけど、人生で一回10円ハゲできたことあって。高校3年生の時にチームのキャプテンをやることになってチームのことを考えたりして忙しくしている時に、当時付き合っていた彼女と別れたんですね。別にメンタル的に何とも思っていないと思っていたのに、実際体の中はストレス感じていたみたいで、頭の後ろに大きな10円ハゲできたんです。俺って意外とセンシティブなんだなって思ったんです笑



 それが今何に活きているかって言えないんですけど、スポーツって気持ちでどうにかなるところってあるじゃないですか。チームとしても気持ちが一つに纏まっていたら、強いチームに勝てたり大逆転劇があったりもするじゃないですか。僕自身も大学2年生の時に1年生でボロボロにやられた選手に気持ちで上回って、個人的にも圧勝できたって言える試合があったんですよ。メンタル一つで自分のパフォーマンスは上がると思うので、試合への気持ちの持っていき方は気を付けてますね。」

佐藤「モグさん(寺西)はどうですか?なかなかの高校生活を送ってましたけど」

寺西「私は努力の仕方を間違えた挫折だったけど、大学でも同じようになりそうになった時期があって、その時に気づくことができたんだよね。この頑張り方していても結果にならないなって察知できるようになった。今はトレーニングでも練習でも、どうやって取り組めば自分に最適なのかがわかるようになったから、あの経験は今も活きているなと思う。無理やり頑張っちゃうときは基本的に失敗しちゃうかな。

 その体験談として、好きな人に思い切って告白してあっけなく振られた経験が多いってことかな。笑 ただ頑張っているだけでは結果は出ないということを身に染みて感じたという…笑」


近江「恋愛と一緒ですかね?笑 でも恋愛は難しくないですか?努力して叶うものでもなかったりするじゃないですか。笑」

佐藤「そうだね、どうしようもないこともあるよね。笑」

佐藤「挫折があったからこそ、メディアから話を聞いてもらうこともあって。

 ちょっと前にNFLに挑戦していた栗原さんとアスリートとしてNFL目指すにあたって、その先に何が待っているのかという話をしたときに、競技力だけじゃなくてキャラクターとして人に受け入れられたり、魅力に感じてもらえる何かがないと、セカンドキャリアにも苦しんでしまうこともあるから考えたほうがいいよと言われて。僕自身、甲子園で失敗したのは僕だけの個性だなと思っていて、知らない人から『佐藤選手の甲子園ボウル見てました』とか『甲子園ボウルをみてアメフトを始めました』とか『あの失敗を乗り越えてさらに大舞台に挑戦している佐藤選手に勇気もらって、私も仕事頑張れます!』とかのメッセージが届くんだよね。そんな風に自分の頑張りが意図せず人の励みになっているんだと知ることができて、そんな経験を経て最近まとまったことがあって。

 挫折をしてもそれで人生は終わらなくて、それを乗り越えて大きな力にすればもっと大きなことを成し遂げるためのバネにできるってことをアスリートとして世の中に証明していきたいなと思ってる。そういうことを考えるようになれたのはあの経験があったからだし、プロになった時に付加価値がつくのはあの経験があったからだし、そういう意味であの挫折が今のキャラクターになっていて、付加価値をもたらしてくれているんだと思う。

 メディアからもあの経験があってよかったですか?と聞かれるんだけど、そんなわけはないし、タイムマシンがあるならあそこに戻ってキック決めて優勝したいよ。だからNFLに行く夢がかなって、もっとビックになった時に初めてあの経験があってよかったのかなといえると思っていて、自分の中でけじめをつけるためにもNFLに行きたいと思っている。」


近江「それが周りから見たらサクセスストーリーですもんね。」

佐藤「相当なことを成し遂げないと、あれがあってよかったなんて同期の顔を思い出したら口が裂けても言えないよね。近江はフィールドの逆側でガッツポーズしてたけどな。笑」

近江「めっちゃ飛んでたな。笑」


寺西「アスリートのバリューってとても大事だなと思っていて。私が思う私自身のバリューは、何か特別なものを持ち合わせていない普通の人間でも努力すれば大きなことを達成することができるということを伝えられることかなと。努力の仕方を間違えたこともあるけど、そういうことを伝えられるアスリートになりたいと思ってる。」



佐藤「それも一回実らない努力をしたことがあるからこそ、良いエビデンスになるよね。証明するときに。近江はどうなの?人を引き付ける力があって、キャプテンをやっていたりすると思うんだけど、そういうキャラクターの部分を言語化して世の中に届けられたらいいなと思うけど。」

近江「自分の行動指針とか理念とかって決まっていなくて、それを自分で考えるのも面白くないなって思ってるんです。でも、最近思うのはCFLとかNFLでキャプテンやることができたら面白いなと。所属したチームでは言いたいこと言いまくると思うんで。」


佐藤「ミスターキャプテンで売っていこう!」

寺西「キャプテンになれる素質って誰にでもあるわけじゃないからね。私はなれないと思うし。」

佐藤「僕もなれない。絶対無理。笑」




 次回Vol.5もお楽しみに( ´ ▽ ` )


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